介護

突然あなたが介護支援をすることになったとき仕事はどうなる?

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こんにちは! mikoと申します。

突然、独り暮らしの親や姉妹(兄弟)に介護が必要となったとき、そして支援出来るのが「あなたしかいない」となったときどうしますか?

今回は「脳梗塞」により〈左半身麻痺の後遺症〉を抱えた姉が【要介護】の認定を受け、 その後、独り暮らしを続けることになった姉を支援する日々を体験し「支援制度の利用」「介護生活で知っておきたい大切なこと」などをお伝えしたいと思いますので最後までお付き合いください。

突然あなたが介護支援者となったとき仕事は?

突然、家族の介護をしなければならなくなったとき、あなたは働けますか?       次々と解決して行かねばならない課題が追いかけてきます。  勤務はどうする?    介護支援を受けることが出来るようになるまでどうする?               あなたは仕事を続けられますか?  かと言って離職出来ますか?

心配しないでください。そんなとき「雇用保険制度」が守ってくれます。

あなたは〈介護休業〉という労働者に与えられた「介護休暇制度」を知っていますか?      この制度を利用することは、これから始まる介護生活の計画に大いに役立つと思います。   私はこの制度を知らず、突然やってきた要介護支援のため、自分の家族との生活をも考えて離職してしまったことを今でも後悔しています。

介護休業とは

心身の障害や疾病・怪我などによって2週間以上、常時介護を受けなければならない方の家族に対して「介護を行うためにとる休業」のことを指します。

雇用保険加入者は、要介護状態にある家族を介護するために介護休業した場合、介護休業給付の支給を受けることが出来ます。 事業主に申し出をして最長3ヶ月間休むことが許されていますので、勤務先に尋ねて確認すれば、介護支援の手続きや落ち着くまで、見通しがつくまで安心して介護ができるので利用しましょう。

 

但し、介護休業というのは労働者に与えられた権利ですが、この制度を利用できる人には条件があり、申請する場合には自分が介護休業の取得権利を持っているか、対象家族が範囲内かを確認する必要があります。   介護休業の詳細はこちらをご覧ください

介護支援生活が始まる前にすべきこと

脳梗塞で緊急入院した姉が退院するまでの間にすべきことがたくさんありました。

  • 今後の生活に対する姉の意思を確認
  • 担当医に入院の期間を確認
  • 地域連携相談員との面談
  • 介護認定を受けるための手続き
  • ケアマネージャー(通称=ケアマネ)の選定
  • 認定結果でどれだけの介護支援を受けられるかを知ること
  • 介護支援を受けながら、私の支援はどこまで必要なのかを知ること

を入院の面倒をみながら同時進行せねばなりません。

介護認定とは

介護認定とは、介護を必要とする人が適切な支援を受けられるよう、介護する側の家族の負担を軽減できるようサポートしたり、介護をうける側・介護する側の双方が安心して生活できるよう「介護保険法」ができ、社会全体で支え合うことを目的に作られたのが「介護保険制度」であり40歳から介護保険の加入と支払いが義務付けられています。

介護保険加入者が支援を申請し、その後日常生活動作の状況から、介護が必要であるかどうか保険・医療・福祉の専門家で構成される「介護認定審査会」が審査をして判定するのが介護認定です。 介護認定にも、最も軽度の要支援1から最も重度の要介護5まで7段階の介護度が設けられています。 この1~7の認定にて受けられる支援の時間と支援内容に違いがあります。

 

では、介護認定を申請するにはどうすればよいかです。                申請は被保険者の住民票をおいている役所の介護福祉課の窓口ですが、先ずは、地域包括支援センターで相談し、ケアマネージャーを紹介してもらうのが一番よい方法だと思います。

もしくは、すでに介護支援を受けている知人が居れば、経験者の先輩としてアドバイスをいただいたり、ケアマネさんの紹介も願えれば、すごく力強いことになります。

介護生活の助っ人はケアマネさん

ケアーマネージャー(通称=ケアマネ)とは「介護支援専門員」であり、公的資格を取得した専門員のことをいいます。

主な仕事は、要介護者等が適切なサービスを利用できるよう、いろいろの課題を解決していくための手助けと市町村やサービス事業所との連絡調整を担ってくれます。

 

そして、認定が出たあと、ケアマネが「介護サービス計画書」(ケアプランと云いますが)を作成して介護支援を受けることが出来るようになるのです。             ケアマネが決まればあとは面倒な手続きや、これからの生活支援のアドバイスなど指導して下さるので有難い存在であり、力強い助っ人です。                  困ったことや不安なことを遠慮せず話せる、そんなケアマネさんが一番良いですね!

介護サービスとは

平成12年に介護保険法が成立し、介保険の加入と支払いが義務付けられた当初は仕方なく徴収される保険料に不満を持ちながらも『いずれ自分が動けなくなったとき、施設に入居すれば家族に面倒をかけなくてすむわ!』 『身の回りの世話をしてもらうための保険と思えば納得だ!』と簡単に考えていました。

ところが、現実に介護保険を利用せざる状況に直面してみると施設に入居など、そう簡単に事は運びません! 入居したくても出来ないのが現実です。

となれば、家族での介護しか手段はないのです。 介護負担の軽減を目的とした「介護サ―ービス」を利用して介護を続けるしか方法がありません。

しかし、介護サービスを受ける状況にも、同居家族が居る場合と、独り暮らしの場合ではサービスの受け方に随分と差が出ます。

介護保険で受けられるサービスには、大きく分けて「居宅サービス」「施設サービス」「地域密着型サービス」の3種類があります。

自宅で生活するとなれば「居宅サービス」を利用しなければ日常生活は成り立ちません。

退院前の準備

介護認定も【要介護3】と決まり、ケアマネは知人に紹介者していただいた方を選任決定しましたので事は着々と進み、あとは退院の準備をするのみとなりました。

不自由な身体での日常生活動作がし易いように

  • 特殊寝台とその付属品(レンタル)
  • 室内用小型車いす(レンタル)
  • 歩行補助杖(レンタル)
  • 外出用車いす(レンタル)
  • ポータブルトイレ(購入)
  • 浴室用いす(購入)
  • 障害者用靴(購入)
  • 手すりの取り付け(住宅改修)
  • 動作が困難な動線の障害をなくす(住宅改修)
     

 

   

レンタルが可能なものは福祉用具貸与を利用し、住宅改修は工事費の9割を支給してくれる介護保険を利用して準備を完了、購入品も介護保険が適用されるので安心して購入が可能になります。これらの利用もケアマネさんのアドバイスでスムーズに進むことが出来ました。

自宅での介護負担を軽減させるのに必要な用具の購入において、年間10万円以内まで(支給限度基準額)の資金援助が受けられるサービスのことを「特定福祉用具販売」と言います。特定福祉用具販売に指定されている介護用品は、品質や形状の変化など、消耗が激しく再利用が難しいという特徴があります。逆に指定されなかった用具は再利用しやすいものが多く、そのほとんどがレンタルで利用することが出来ます。 介護保険の基礎知識より引用

介護支援生活スタート

いよいよ訪問サービス(訪問介護)を利用して介護支援生活がスタートです。

訪問介護とは、ホームヘルパーが自宅を訪問して生活のお手伝いをする介護保険のサービスのことをいいます。  サービス内容は大きく2種類に分けられ、食事や入浴、排泄などの「身体介護」と、掃除、洗濯、調理などの「生活援助」です。
他には、通院などの際に、ヘルパーが運転する車に乗り、乗車前後の移動などを介助してもらう「通院等乗降介助」もあります。

このサービスも保険ですので、サービスを受けると、原則として1割の自己負担が必要となり、所得に応じて自己負担が2割、あるいは3割となります。 又【要介護認定】1〜5の介護度に応じて支給限度額に差があり、介護度が重いほど限度額が大きく、軽いほど少額となり、当然利用できる所要時間数にも違いがあります。

 

独り暮らしであれば、出来るだけ数多く援助を受けたいのですが、介護費用の負担額が大きくなると生活費への圧迫となるので十分な計画が必要です。

参考例として姉の場合(自己負担1割)

曜日  午前11時より 午後3時より
月曜 生活援助 50分 生活援助・身体介護 90分
火曜   〃 なし
水曜   〃 生活援助・身体介護 90分
木曜 なし なし
金曜 生活援助 50分 生活援助・身体加護 90分
土曜   〃 生活援助 50分
日曜   〃    〃

生活援助では

  • 昼食・夕食の調理
  • 食事の準備・後片づけ
  • 洗濯ものを干す・取り入れ・たたみ
  • 掃除(居室内・WC)
  • ゴミ出し

身体介護では 入浴介助・清拭 などの支援を受けています。

なしの日は私が支援をすることとなっています。

【注意】                                     ヘルパーが介護保険サービス内で出来るサービスと時間が決まっており「やっていいこと」「やってはいけないこと」があることを知っておくことと、理解しなければならないことがたくさんあります。 何でも頼めばやってもらえると思いがちですが些細なダメが多いのも事実です。 ですから、あらかじめケアマネに依頼事項を確認しておくことも大切です。                                                          ヘルパーへの頼み事〈OK・NO〉の詳細はこちら

買物の依頼は生活支援の時間内に含まれる場合が多いので、支援の時間を削ることになってしまい、その日の調理時間が無くなってしまいます。 又、掃除も調理の時間と合わせての時間内に済ませねばならないためどれ程の掃除ができるかといった具合です。

 

年金収入の中で、光熱費や食費などの生活費を差し引いて、支給限度額をいっぱい使ってのヘルパー支援が上記の表です。 リハビリ費用は保険外の実費払いで通院しています。

その他保険外で支援事業所に依頼できるサービスもたくさんありますが、全額自己負担となりますので余り利用できないのが現実です。

私の支援は

  • 調理に必要な材料の準備
  • 週1日のヘルパー代行
  • 週2日のリハビリ通院送迎
  • 診察日の送迎
  • 美容院・買物などの外出
  • 掃除(ヘルパーのできない部分)・大掃除除
  • 玄関まわりの掃除
  • その他

など依頼できない部分を支援することになりますので結構忙しいです。

介護生活で知っておきたい大切なこと

はじめて経験する介護生活には〈受ける側〉と〈支援する側〉お互いに戸惑いと困惑が多々出てきます。

介護が必要になったとき、先ず受ける側が「これからどう過ごして行きたいのか」「心配なこと」などを話し合い、そしてそれをどう受けとめて支援して行くかを考え、共に介護生活に向かうことに覚悟することが大切です。

受ける側にとっては、不自由な身体なのだから『支援は当たり前!』『〇〇してくれない!』『わかってくれない!』との思いが大きいのです。 姉と共に支援生活を過ごして

  1. 〈受ける側〉の不安を解消してあげることが大切だと感じ
  2. 〈支援する側〉の負担を軽減できるようにすることが支援する力となり
  3. 介護生活に付加する経済的負担を知ることが最も必要なことである
  4. 〈受ける側〉と〈支援する側〉の信頼関係を築くことが問題が生じたとき解決が早く
  5. 受ける側の自立を促し、余計な手助けはしないことがリハビリになる事、待つことの辛抱が大事である

この5つが大切なことだと知りました。 介護生活は大変ですが頑張って行くのみです。

まとめ

介護サービスを利用しはじめると、さまざまな問題が生じます。 利用者が長年、元気な時「自分流」でこなしてきた家事ごと、調理方法や味付け、掃除の仕方、洗濯物の干し方などの「こだわり」が浮き彫りのように現れ「ヘルパー泣かせ」になることもあります。   そんなとき家族が話し合いを持って解決するしか方法はないのです。          介護生活を過ごすなか、介護を受ける側、また介護する側に疲れやストレスが溜まりやすいのも事実ですがギブアップなど出来ません。  介護に休日はありません。       「デイサービス」や「ショートステイ」などの制度を利用し、出来る限り助けてもらえるところは助けてもらいましょう。  ケアマネさんに相談するのもおすすめします。    その方が笑顔で支援ができます。

  

いろんな制度を利用することで、仕事を続けて行けるか、離職せざるを得ないのか結論が出しやすいと思います。

現在私は、自由に使える時間を利用してパート勤務をしてみたり、1日だけのアルバイトをしてみたりと外の空気に触れながらお小遣い稼ぎをしています。

最後までお付き合い下さりありがとうございました。

いかがでしたか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。次回もお役立て情報をお伝えしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。